生活の中で気をつけることで節約できる術をご紹介。
日々避けられない出費でありながらかなり大きいのが電気代です。
その電気代を少しでも節約する方法で、
使用中でもないのに、操作受付待ち状態で電源が入っていたり、パネルが操作できる状態にするために通電している家具は多いもので、これらは、仮に電源が落ちていてもまったく不自由がないにも関わらず、年中電力を消費しています。
省エネルギーセンターの実測調査による給湯機器全体の待機電力量を見ると、1世帯当たり年間49.2kwh/年となり、その金額は年間約1,100円にもなります。
家電製品は、非使用時はコンセントを抜くか。それがいちいち不便な場合、コンセントにスイッチ式で通電をカットできる器具(100円ショップでも売っています)を装着して、簡単にスイッチ操作でコントロールできるようにしましょう。
これで元から切ってしまえば待機電力がカットできます。
夏冬などには必須な家電のひとつ、エアコンですが、
その消費電力はかなりのもので、寒い冬など1日中つけがちですが、その場合、かなりの電力を使用しています。
エアコンにもよりますが、生活節約を意識する特に富豪ではない一般家庭の規模でしたら、
ざっくり最大出力1000Wくらいのエアコンを使っていると考え(6畳~10畳用エアコンの一般的な最大出力)、
これまた、一般的な電気料金の契約、1000Whあたり、28円で考え、
かなり計算を単純化するために1日中つけたと仮定すると、
28(円/時間) × 24(時間) = 672(円)
これを、弱暖房や弱冷房で使っていますと、エアコンの最低出力近くですと、その1/5、200W程度のものが多いですので、
28 ÷ 5 × 24 = 134.4(円)
ざっくりですが、1日500円以上浮くわけです。
そして、そんなエアコンガンガンにする時期が、最低でも、夏冬二ヶ月ずつあるわけで、
(672 - 134.4) × 120 = 64512
この差で夏冬の電気代がざっと6万円近く浮くわけです。
実際には、そんな最大出力でエアコンを24時間回し続ける家庭は稀ですので、仮に弱運転を基本にしたところで、ここまで電気代が安くなるわけではありませんが、家計にやさしくするためには弱運転の方がよいことは間違いないです。