まずは、具体的な技を使って節約する前に、とりあえず節約に向けて必要な心構えから。
どんなに小手先の節約術を使っても、結局節約してお財布の負担を軽くして、生活に余裕を持たせようという気構えがなくては節約を続けることはできません。
そのため、まずは節約生活、節約術に必要な、種々の気持ちからご案内。
節約なんてものは、漫然と行っていても、少しは効果が出るものの、
目標、目的がないと、続かなかったり、大きな成果が出なかったりします。
そのため、日常的に節約を行う場合、ぜひ何を目指して節約をがんばるのか、
節約して、どうしたいのかを決め、その目的意識を維持していくと効果が出やすいです。
短期的過ぎる目標では、大した成果にならず、
長期的過ぎる目標では飽きてしまうので、ほどほどの目標をおいておくのがよいです。
NG例としては、毎日100円浮かしておいて、アイス1本食べよう、とかでは、得するものも小さいですし、お金が貯まるわけないですし、
逆に80年後に子孫にたっぷり遺産を、なんて考えていると、目に見えた恩恵を得られるのが遠すぎて力尽きるのが早いかと。
ほどほどの目標として、月単位か、年単位がベストです。
身近なとこでは、
月の家計を決めておいて、節約することで出費が浮いた余った場合、
そのお金で、趣味の物を買う、とか。
浮いたお金はこつこつ貯めて1年に一回家族で旅行に行く、とか、
何かしらの節約をがんばったことに対する自分たちへのご褒美があると長続きしやすいです。
色々な物が欲しい気持ちは誰しもありますが、何でも欲しがっていたら節約なんて成立しません。
もちろん、本当に必要なものまで我慢して、生活の質を落としてしまったり、健康を害してしまっては無意味ですので、余計な断捨離までする必要はありませんが、何か欲しいと思った時に、本当にそれが必要か、一瞬止まって考えることで無用な買い物などを避けることは可能です。
また、常に何か新しい物を欲しくなった際には、代替可能な物がないか、とか、
今ちょっと我慢したらもう欲しくなくなるものじゃないか、くらいの検討はしてみるとよいです。
とりあえず、買い物中などに見つけて、欲しくなったものがあったら、一旦我慢して家に帰って、
風呂にでも入ってリラックスしてから考えて、それでもまだ欲しいくらいのもんだけ買えばよいかと。
風呂入って落ち着いたらどうでもよくなったものとかは、そんなに欲しくなかったのではと。
世の中お金が必要なものも多いですが、
日常生活で何か必要な時、意外と無料の物や、すでに持っているもので代用できることも多いです。
欲しいものが出た時、まずが知恵を絞って代案を考えてみましょう。
そして、手間とお金を天秤にかけることにはなりますが、
例えば市販品の家具やなんらかのアイテムを自作等で代用してみるのもよいものです。
DIYが楽しめたりしたら、庭やベランダ、屋上の物や、園芸用品などは、
多くが代用品で済ませられたり、手作りのものでなんとかなる場合は多いです。
そもそも節約以前に、浪費が無いかを考えることも大切で、
日常的に何か無駄がないかを考え、自身や家族の生活習慣を改めることで無駄遣いを防止、
結果、節約に繋がらないかを考えることも大切です。
それこそ、趣味等でも、うれしいけれど必須ではないような、ゲーム、アプリ等での月単位の課金とか、
使ってないのにサブスクサービスに入ってお金払っていたとか、
よくよく考えたらこれはいらないんじゃ、みたいなものにも人間意外とお金を払っているものです。
定期的に洗い出し、整理、不要であれば解除、そんな改善する習慣を身に着けておくのが大切です。